🈙Fukushima 50

03-娯楽

映画レビュー【Fukushima 50 –036】

※このレビューは【映画館】で見た、評価&感想です!!

あらすじ

本作は、2011年3月11日午後2時46分に発生し、マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災時の福島第一原発事故を描く物語。

想像を超える被害をもたらした原発事故の現場:福島第一原子力発電所に残った地元福島出身の名もなき作業員たちは、世界のメディアから “Fukushima 50”(フクシマ フィフティ)と呼ばれました。

世界中が注目した現場では何が起きていたのか?何が真実なのか?浮き彫りになる人間の強さと弱さ。

東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った職員たちの知られざる“真実”が、今、遂に明らかになります。

監督

  • 若松節朗

脚本

原作

出演者


感想・Fukushima 50(日本)

あの「20110311」の東日本震災時の津波による福島原発のはなし。

まず、残念なのが津波が陸地に向かってくるとこは迫力があるのに、発電所に入ってきた途端に、しょぼい。人が流されたり、飲み込まれる場面も描くべきで、地下に海水が流れるシーンも1カ所だけ。この迫力あるシーンをもっとお金かけて作るべきだったと思う。この津波が、すべての元凶だったため、もっと丁寧に描くべき。

どこまでを忠実に再現してるのか?は、不明だが。人間模様を描いている。

最前線にいる人たちが、結局何をしたのか?結果だけ見ると。まあ、私が思っていた通りくらい。やはり、原子力が爆発した時点で、メルトダウンとなると無力感が伝わってくる。

しかも、知りたかった爆発しなかった原発はなぜしなかったのか?、この作品でも語られてない。もうひとつ、この時の最前線にいた原発作業員は、10年経った今、元気でくらしているのか?これもなかった。

この映画を通してわかるのは、制御できなくなった原発の前では、人は無力だな、と。

だからと言って、思ってた通り、原子力を否定するような場面はありませんでした。

10点満点中【7】

コメント