死後の世界:意識が肉体から分離。臨死体験をした男性の話

01-経済(NEWS)

「死後の世界は存在する」臨死体験した男性がそう断言した。

・まだ、死後の世界が存在する証拠は見つかっていないが、多くの人々が死ですべてが終わりになるわけではないことを確信している。

・いわゆる臨死体験(NDE)した人たちは、自分を待ち受けているべつの世界を垣間見てきたと主張している。

ブロムというある男性は、45歳のときに死にかけたときのことを、臨死体験研究財団(NDERF)に語った。

光に導かれ、意識が肉体から離れていく

私は泳いでいたとき、急に背中が痛くなって、両肩が麻痺したように動かなくなったんです。病院に運ばれて、喉から気管に管を入れられました

 ところが、管がベッドのシーツに引っかかって抜けてしまったという。

ブロムはまもなく、神々しいほどの光に包まれ、なにかに惹きつけられるように前進していく自分の姿を見たとという。このとき、激しい風の音が聞こえていた。

この不思議な現象が起こったすぐ後、自分の意識が肉体から離れているのに気がついたんです。思わず、なにか意思表示をして、自分の肉体に戻ろうともがきました。肩をすくめたり、瞬きしたり、頭を動かそうとしましたが、だめでした。

医師が人工呼吸器をつけ直して、必死にわたしを蘇生させようとしている姿を見ることができました。

 その後、肉体から離れている感覚が消えたという。

 ブロムは、1975年9月4日にこの体験をして以来、自分が見た光は神の姿だったと言っている。

死後の世界は確かに存在します。そこでは、生命は不滅です。意識レベルでの”前や後”はないのです

研究者は自然現象であると認識

 しかし、多くの研究者は、ブロムに起こったことは自然現象として説明できると信じている。

 臨死体験をした人たちは、たいてい明るい光やトンネルを見た、声が聞こえたと言っている。

 ニューヨーク大学ランゴーン医療センターで救急救命・蘇生を研究するサム・パルニア教授によると、こうした現象は、脳が自身をスキャンしているとき起こるのだという。

多くの人が、包み込むような眩く温かい光に誘われている感じだったと言っています。

亡くなった親戚が総出で歓迎してくれているかのようで、元の世界に戻りたくなくなるほど心地よく、磁石に吸い寄せられるような感覚をおぼえたというのです。

また、自分自身が肉体から切り離されているようで、医師や看護師たちが自分の肉体を蘇生させようと懸命になっている姿を他人事のように見つめていたといいます

・イギリスの国民医療保健サービス(NHS)は、こうした現象は現実的ではないと考えている。NHSはこう語る。

もっともわかりやすい死の定義は、脳幹の死です。

これは、脳の一番深いところで行われている、すべての神経活動がストップするということです。

生命維持装置を使えば、心機能を維持することは可能ですが、脳幹の死を迎えた人は、永久に意識の可能性を失います。

死後の世界の存在は、信念の問題としては残るでしょうが、科学的な証拠はありません


死後の世界はあるのか?知った時には、戻ってこれない。

戻った経験は、ホントに死んでたのか?

よくわからない永遠の課題でもあること。きっと正解は知らない方が夢をみれるのではないか?

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