韓国の現状
韓国では景気悪化で若者の失業率が20%を超え、非正規や低所得を含めると若者の半数が実質失業状態にあった。
そこに新型コロナウイルスによる外出規制などが重なり、今後さらに深刻化する。
生活保護費は最大月3万円なので、こうした家に住める貧困者は恵まれている方。
ホームレス急増か?
韓国の貧困者やスラム街については、あまり語られることはなく、報道もされません、
日本全国のホームレスは約7000人で1万8000人に1人
アメリカは約40万人で1000人に1人がホームレスです。
韓国のホームレス人数については政府の信頼できる統計が無いので、民間の統計や推測に頼るしかありません。
自分に都合が悪い事を調べないのは、韓国人らしいです。
ちなみに中国メディアは韓国にはネカフェ難民が数十万人存在していると報じていました。
韓国では1時間の料金が400ウォン(約44円)というネットカフェが存在し、ホームレスが眠っている。
日本のネットカフェでは深夜1時間200円以下で泊まれる「ナイトパック」があるが、その3分の1以下の激安価格です。
だが日本のネカフェは個室で横になれるのに対し、韓国の激安ネカフェは普通のイスだけです。
学校の長テーブルとイスみたいな物の上にパソコンが載っているだけなので、身体を折り曲げて仮眠するだけです。
曲がりなりにも個室があり、他人と遮蔽されていて、ベッドのようにリクライニングする日本式とは比較にならないほど苦痛でしょう。
韓国のネカフェに泊まっている人はホームレスなのだが、日雇い労働をしていて住む部屋が無いという人が多い。
貧困地区の現状
韓国に旅行した人なら知っているように、いわゆる路上ホームレスは少なく、何らかの収容施設に入っている人が多い。
日本では路上で暮らす人だけをホームレスに数えていてネットカフェや簡易宿舎で暮らす人たちを、普通は含めていません。
アメリカなど世界各国では施設に収容したホームレスも、ホームレスの中に加えています。
韓国政府の統計では1万人程度だが、実際には20万人以上「自分の家が無い人」が存在する。
OECDによると、韓国の65歳以上貧困率は49.6%と加盟国中最悪で、日本の65歳以上貧困率19.4%よりかなり高かった。
ホームレスとして暮らす人達が居る一方で、定住するホームレスとも言える、超貧困者のスラム地区が問題になっています。
ソウル江南エリアの九龍地区には貧困層が暮らす集落があり、2,500人の住人の多くは生活保護を受けている高齢者です。
ソウルから車で約30分の永登浦地区には別なスラム地区があり、老朽化した建設現場のプレハブのような建物が並んでいます。
ソウルは大都会なので何となく東京や大阪のような気候を想像するが、実際は冬の平均気温はマイナス3度、最低気温はマイナス15度です。
ベニヤ板やブルーシートのような外壁で寒さを防ぐ事はできず、その上灯油を買ったり電気暖房するお金はありません。
韓国の灯油代は140円ほどで日本とあまり変わらない、想像しただけで、かなり辛い状況だろうと思います。
貧困なら【日本vs韓国】
ホームレスや貧困地区に転落した人は、自分の住民登録を数万円で売ってしまいます。
目先のお金を手にできますが、生活保障を受けることはできなくなります。
韓国にも保険制度があるが自己負担額が34%で、日本の16%よりかなり高額になっていて、貧困に成ると保険があっても病院に行けなくなります。
日本の皆保険は3割負担だが、自己負担額に上限があるので、一定額以上は国が払ってくれます。
韓国にも生活保護制度があり、以前は65歳以上の高齢者のみに受給資格があったが、2000年に年齢制限はなくなりました。
日本のように支給が決まれば事実上無審査で生活費全てを払ってくれる事はなく、その人が稼いだ金額の不足分を支給します。
ネットには基礎生活受給費43万ウォン(約31000円)と書かれていて、日本の生活保護の4分の1程度です。
韓国の物価は日本とあまり変わらなくなったのを考えると、生活できる金額ではないでしょう。
しかも日本は医療費一切が無料で、ほかにも無料になるサービスが多いのに、韓国はそういう制度では無い。
先に書いたように仕事をすると支給額は減り、ある人がバイトをしたところ、支給額を半分の22万ウォンにされたという。
どうやら韓国政府が考える「最低限必要な生活費」の基準がかなり低いらしく、それで快適なアパートを借りるのは不可能でしょう。
こうして見ると同じ生活保護を受けるなら、韓国より日本のほうが圧倒的に良く、在日韓国人が祖国に帰らないのもうなずけます。
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