ウィンドウズからGoogle Chromebookへ、パソコンの大転換が起きる

01-経済(NEWS)

ネットがないと使えないなど欠点に納得できればChromebookは有益

Chromebook PCは欧米で大人気

コロナによってテレワークやネットショッピング需要が増え、パソコンが再び注目されている。

そのパソコンは長くマイクロソフトのウィンドウズ独占だったが、世界的に崩れつつあります。

欧州やアメリカではGoogle Chromebookのシェアが50%以上、といってもこれは教育用PCでの話です。

日本でも安倍政権下で全小中学校の全生徒に1人1台PCを与えるのが決まり、激しい市場争奪戦が起きている。

全小中学生は1学年90万人としても9学年で810万台、高校も含めると1000万台超の巨大市場になる。

しかも毎年90万人ほどが新たに入学するので、毎年必ず売れる事になります。

これが必要かどうか以前に、もはやこうしたPC教育をしていないのは先進国で日本くらいしかありません。

世界的なプログラマーとか成功者は幼少時からパソコンを与えられるのが当たり前で、言葉を覚えるのと同時にプログラミングを覚えている。

こういう外国人と日本の子供が大人になってIT技術で対決したら、やっぱり負けてしまうでしょう。

欧米では教育用PCでGoogle Chromebookが過半数、というより圧倒的勝者でありウィンドウズは使っていません。

Chromebookの欠点に納得出来たら有益

ウィンドウズの長所は高機能で何でもできる事で、もともと米軍やNASAが核ミサイルなどを開発していた技術を応用したものです。

ウィンドウズPCでは核ミサイル開発からサイハー攻撃まで何でもできるが、それが教育用PCでは欠点になった。

Chromebookには外部ソフトをインストールする考え方がなく、すべてクラウド上で完結させる。

PC上で何をしているかは全て監視されているわけで、本来の目的に反する事には使えないようになっている。

例えば表計算などをウィンドウズはPC内部で計算するが、Chromebookはネット上で計算して計算結果を表示しているだけです。

だからChromebook PCは性能が低いがそれで十分で、価格を安く抑えられ動作が非常に速いと言われています。

これはChromebookの弱点でもあり、基本的にネットに接続できないと多くの機能が使用不能になります。

逆にいうと学校から見て「不適切な目的」に使用しづらいので、教育用としては好ましい事になる。

Chromebookは一般向けの販売数も増やしていて、ウィンドウズより安くて高速なので評判はいい。

ウィンドウズ PCでは起動するとアップデートで10分間待たされたりしたが、Chromebookはそうした事は一切なく起動ボタンを押すとすぐ作業開始できる。

当たり前だがChromebook PCでウィンドウズソフトは使用できず、Googleが用意したアプリでしか作業できない。

こうした事に納得できるのなら、3万円から6万円台で買えるChromebook PCは役に立つでしょう

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