吉本興業にはお笑いの世界に留まらない異能の人物が多く所属しているが、この人も間違いなくその一人だろう。「オリエンタルラジオ」の中田敦彦(38)。
昨年末、相方の藤森慎吾(37)と共に事務所を退所、独立することが発表されたが、その舞台裏とは……。
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デビュー直後にリズム芸「武勇伝」でいきなりブレイク。
2014年にはダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH」を結成し、2年後に「PERFECT HUMAN」で紅白歌合戦にも出場した「オリラジ」の中田と藤森。
その中田が19年に立ち上げた「中田敦彦のYouTube大学」の昨年末時点でのチャンネル登録者数は330万人を超えている。
「お笑い芸人のYouTubeとしてはトップを独走。その広告収入だけで年間1億円以上の収入を得ていると言われています」(テレビ局関係者)
突然の事務所退所の裏にもどうやらその辺りの事情が絡んでいるようで、
「中田と吉本は1年以上前からYouTubeなどネットで稼ぐギャラの取り分について交渉を重ねてきました」
そう明かすのは、さる芸能レポーターである。
「中田の主張は『YouTubeの稼ぎは自分一人の力で得たものなのに、なぜそのうち3割も吉本に納めなければならないのか』というもの。
一方、吉本側の言い分は『吉本の芸人である以上、会社の取り分は当然ある』。
結局、両者の折り合いはつかず、最後は吉本側が『もういいよ』と交渉を打ち切り、退所という結論になったのです」
■藤森の今後は…
中田にだけ特例を認めれば他の所属芸人に示しがつかない――吉本の判断は当然だが、その背景には別の事情も見え隠れしている。
「中田は17年にダウンタウンの松本人志を公然と批判。しかし、今の吉本上層部はダウンタウンの元マネージャーばかりで誰も松本に逆らえませんし、松本批判などもってのほか。結局この騒動以降、中田は次々とテレビ番組を降板しますが、そうしたことも今回の吉本退所に繋がっています」
(スポーツ紙記者)
今回の退所で吉本は厄介払いができ、中田としても、
「テレビ局への営業もしてくれない吉本に所属する意味はなく、退所によるデメリットはない」(同)
中田はYouTubeでの会見で「円満退所」を強調していたが、なるほど、確かに両者にとって「円満退所」だったわけである。
一方、中田から退所を知らされ、半月悩んだ上で相方についていくことを決断した藤森の今後は、
「かなり不透明ですね」
と、先の芸能レポーター。
「今、テレビ局はどこも金がなく、経費削減を進めている。藤森はその大変な時期に直接テレビ局とギャラ交渉をしなくてはいけなくなるのです。しかも、今後テレビ局は吉本に遠慮することなくギャラを下げられるのでますます大変」
「週刊新潮」2021年1月14日号 掲載
————————————–nifty ニュース抜粋——————————–
【雑感】
※けっきょく、カネかーーい!!!
やっぱりなぁって感じか。そりゃ30%は納得できなかったんだろうなぁ~
月収が100万円越えると、稼ぎより大事なモノがわかってくるなんて言うけど・・・・。
月収が1000万円超えようと価値観は変わらない人は、そりゃいるだろうねぇ~。
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