日本で唯一の砂漠は「鳥取砂丘」ではなく、まさかの「東京都」にあります。
今回ご紹介するのは東京都の伊豆大島にある「裏砂漠」。
到底日本とは思えないような雄大な大自然を感じることができる裏砂漠の絶景をご紹介します。
砂漠って「鳥取砂丘」じゃないの?
日本最大の砂場と言えばみなさん「鳥取砂丘」を思い浮かべますよね。
でも実は、鳥取砂丘って砂漠ではないんです。じゃあなんなの?と思うかもしれませんが、「砂漠」ではなく「砂丘」なんです。なんと地学的には砂漠と砂丘の定義が違うらしいのです。
「砂漠」と「砂丘」の違い
砂丘は風によって運ばれた砂でできた丘のこと、砂漠は雨量が少ないためにできた岩石や砂で構成された荒地のことをいいます。
そもそもの成り立ちが違う「砂丘」と「砂漠」、少し紛らわしいですね。じゃあ肝心の「砂漠」はどこにあるんでしょうか?
日本唯一の「砂漠」は東京都にあった!
見渡す限りの黒い砂で覆われているこちらが日本で唯一の砂漠です。ここは地球なのか?と思ってしまうほど、歩いても歩いても砂漠が続きます。
なんとこちら「東京都」なんです。東京から船で2時間程の「伊豆大島」にあります。
それにしても、こんな神秘的な光景が東京にあるなんてびっくりですよね。広大な黒い砂漠と地面に這いつくばうように低く生えている植物、到底日本とは思えない。
それどころか、違う惑星に来てしまったかのような不思議な感覚に襲われます。この光景には、世界中の絶景を見て回ってきた筆者の友人も大興奮で、日本でこんな絶景が見られるとは思っていなかった、とまさに目から鱗状態でした。
大島の裏砂漠は、度重なる噴火による火山灰が積み重なってできたものです。海も一緒に見渡せるスポットからの景色はまさに絶景です。
どうやって行くの?
裏砂漠へは「月と砂漠ライン」の入口から行くことができます。
大島内の移動はレンタカーが便利でお得なのでおすすめです。砂漠の中には車で入ることができないので、レンタカーは入口に停めておいてここからは歩いて行きましょう。
展望台までは歩いて約10分〜15分程で着きます。同じような風景がずっと続くので、帰りの道を見失わないようにお気をつけてください。
日によっては他に観光客がまったくいないという日も多いようなので、迷わないように明るいうちに余裕をもって行くことが大切です。
日本で唯一の砂漠を見に「大島」へ
日本の「砂漠」、気になってしまいますよね。東京から2時間で行けちゃう島でこんな絶景が見られる。
ぜひ、行ってみたい。
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